本日のブログ担当の半谷です!

今日のテーマはです!

腱とは筋肉が骨に付着する部分のことを言います。

みなさんはアキレス腱が1番聞いたことがあるかと思います。

腱自体を意識的に動かすことはできませんが、筋肉の収縮に伴って腱も伸張します。

スポーツのレベルアップや身体能力の向上となると

筋力アップをメインに考えることが多いと思いますが、

実は腱もとても大切です。

瞬間的に爆発的なパワーを生み出すには腱のトレーニングも必要です。

みなさんも歩行でも実は腱の力を利用しています。

この腱を利用した運動をストレッチショートニングサイクル(SSC)と言います。

難しく聞こえますが、原理は簡単で日常生活でも良く見られます。

これは腱のバネの性質を利用した運動で、わかりやすい例えは、デコピンです。

親指で指を押さえることにより、筋肉は収縮するのですが、腱は伸張します。

この指を押さえてるときに腱にパワーを溜めている状態です。

また、ジャンプする時に、しゃがんだ状態からジャンプするよりも、

立った状態からしゃがんでジャンプした方が高く飛べますよね?

これもこのSSCを利用してます。

アフリカ系のスポーツ選手は腱が長いので陸上に向いていると言えます。

腱は筋肉ほど強化することは難しいですが、SSCの効率を上げることはできます。

このSSCを利用したトレーニングをプライオメメトリックトレーニングといい、
おもに瞬発力を鍛えることができます。

いくつかこのトレーニングを紹介します。

 

スクワットジャンプ

立位姿勢からスクワットの姿勢でしゃがみ込み反動でジャンプします。

10回を3セットほど行いましょう。

意識することは身体をバネのように使うことです。

 

デプスジャンプ

少し高さのある位置から降り、着地と同時に上にジャンプします。

着地後高く跳ぶことを意識しましょう。

 

 

 

ボックスジャンプ

箱の上に飛び乗るトレーニングです。

高さを変えることにより強度を変えられます。

これらのトレーニングで走るスピードが上がったり、スポーツのパフォーマンス向上なども期待できます。

今回は下半身のトレーニングでしたが、上半身のプライオメトリックトレーニングも行うことができます。

また、このトレーニングは想像以上に運動強度が高くやり過ぎると怪我の危険性もあるので

毎日は行わないようにしましょう。

安全に配慮しながら是非試してみてください!