本日ブログ担当の大野です。

妊娠中の身体に起きる最も明らかな変化は体重の増加です。

妊娠中の過剰な体重増加は、高血圧病、糖尿病など健康リスクと関連があります。過体重で生まれた子どもは後年肥満や糖尿病になるリスクが高いことも報告されています。

妊娠中の運動は、妊娠中および出産後の体重コントロールや腰痛の軽減、筋力・心肺持久力改善の有効なツールです。

運動の種類

有酸素運動(ウォーキングや水中エクササイズ)

強度

中等度強度(ややきつい程度)で運動中に会話が続けられるくらいの強度

運動時間

1日15〜30分で少なくとも週3回、できればほぼ毎日
1週間あたり150分を目標にする

実施上の注意点

事前に必ず医師の診断を受けて運動に対する禁忌がないことを確認する。

段階的に強度を増していく。

出血、めまい、ふくらはぎの痛みや腫れなどの症状を感じた場合、すぐに運動を中止する。

仰臥位(仰向け)でのトレーニングは避ける。

十分な水分補給とカロリー摂取をする。

妊娠中に運動する際は、必ず医師と相談した上で、無理のない範囲で行うようにしてください。