喫煙〜運動能力と疾病〜
2020.11.04本日のブログ担当の大野です
スポーツをしている人でも喫煙している人は多いですが、一般的に喫煙は運動能力を低下させるといわれています。
タバコの煙に含まれている有害物質である一酸化炭素が持久力への影響、ニコチンは血管収縮作用・心拍数増加作用により競技力や集中力低下につながる可能性があります。
疾病として、日本人の癌死因の第一位は肺癌です。
1日の喫煙本数×喫煙年数(ブリンクマン指数)が600を超えた場合には発癌リスクが高まるとされています。
またその他にも肺疾患や心筋梗塞、脳卒中などの心血管障害の危険因子でもあります。
最近は飲食店などで喫煙席が廃止されたりしていますが、禁煙するには徐々に本数を減らすよりも、
ある機会を契機にスパッとやめる方が禁煙の成功率が高いとされています。
他にもニコチンガムやニコチンパッチ、周囲の人の援助によって禁煙を実現させることができます。
喫煙することによるリスク、運動能力への影響などをしっかり理解するようにしましょう!