熱中症の症状と予防法
2020.8.26本日ブログ担当の大野です。
まだまだ暑い日が続いていますが、熱中症対策はできていますか?
今回は、熱中症の症状とその予防法についてご紹介します!
高温、多湿、照り返しの強い環境では、身体から熱を放散することが難しくなります。そのような環境で水分や塩分が適切に補給されないと、様々な症状が出てきます。
症状は3段階に分類されます。
軽症(熱けいれん、熱失神)
熱けいれんは、大量の発汗に対して塩分を補給せず水分のみを摂取したために、四肢などのけいれんを起こしてしまうもの。(低ナトリウム血症https://ja.m.wikipedia.org/wiki/低ナトリウム血症)
熱失神は、一時的に脳の血流が減ったために起きるもので、運動中止直後に起きることが多い。
中等症(熱疲労)
脱水と塩分などの喪失により、倦怠感、疲労感、めまい、頭痛、吐き気などの自覚症状がみられる。
重症(熱射病)
体温調節機能が破綻し、異常高体温(40度以上)と循環不全に陥り多くの臓器に障害をきたす。
つじつまの合わない行動、全身けいれん、昏睡などの症状もみられる。
予防法
1.環境の温度、湿度に注意し、悪環境で無理な運動をしない。
2.暑さに徐々に馴らしていく。(暑熱馴化)
3.こまめな水分補給
冷たい水や、大量の発汗があるときはスポーツドリンクなど塩分を含んだものがおすすめです!運動時は、運動前後の体重減少が2%以内におさまるように水分補給を行いましょう!
4.個人の条件を考慮する
食事をしっかり食べる、睡眠をとる、体調の悪いときは無理をしない。
熱中症は急速に進行し重症化することがあります。
運動時はもちろん日常生活でも熱中症に気をつけて生活しましょう!
一緒にこの夏を乗り越えましょう💪