本日ブログ担当の大野です。

お風呂に入ることによる疲労回復やリラクゼーションは誰もが実感したことはあると思いますが、運動後の疲労を速やかに軽減したり、競技者により効果的なアクティブレスト(積極的休養)の一手段として、アクアコンディショニングが実施されます。

水中で行う軽運動にはどのような効果があるのか、ご紹介します!

水の特性と効果

浮力

人は身体には常に重力がかかっていて、運動を行わなくても筋肉は緊張し続けています。
浮力はそのようなストレス状態から一時的に解放させて身体の負荷を軽減させる働きがあります。また、身体が軽くなり荷重ストレスが低下することから、運動による身体への衝撃も軽減されます。

水圧

身体に圧力がかかると皮膚表面に近い静脈が圧迫され、血液の循環が促進される効果があります。
静脈血は疲労物質を多く含むため、その血液がより早く心臓に戻されることで疲労回復効果が期待できます。

抵抗

水は空気の800倍もの抵抗があると言われており、陸上で身体を動かすよりも動きがゆっくりになります。そのため、筋肉に過剰な負荷がかかりにくく、運動後の筋肉痛も少なく、怪我をしている人でも比較的安全にトレーニングをすることができます。

熱伝導

水の熱伝導は空気の23倍と言われています。水中の温度は身体に素早く影響を与えるので、運動に応じた水温の選択をすることが望ましいです。
例:水中歩行、リラクゼーション→34℃、筋力トレーニング→36℃

アクアコンディショニングによる効果は、運動をしている人やお仕事で疲れている方にもおすすめです!

次回は、アクアコンディショニングの方法についてご紹介します!